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ゆびさきと恋々12巻までの感想|漫画レビュー

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ゆびさきと恋々12巻までの感想|漫画レビュー

お気に入り漫画のレビュー・感想記事です。

今回は森下suuさんの作品【ゆびさきと恋々】を1巻から12巻まで読んだ感想

初めての感想記事なので読んですぐの新鮮な状態で書き綴ります。

作者の森下suuさんといえば【日々蝶々】という作品も有名な漫画家さんで、きれいな絵のタッチと繊細な表現が魅力的。

今回ご紹介する【ゆびさきと恋々】はアニメ化もされていて、動画配信サイトでも視聴できるので機会があればぜひ。

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森下suuさん【ゆびさきと恋々】あらすじ

ゆびさきと恋々12巻までの感想|漫画レビュー

主人公の雪(ゆき)は、耳の聞こえない大学生。

電車内で外国人から話しかけられ内容がわからず戸惑っているところで、逸臣(いつおみ)という先輩と出会いました。

逸臣はトリリンガルでバックパッカーということもあり、その場で外国人とのコミュニケーションを取って雪の手助けをします。

それから関わることが増え雪は逸臣に憧れを抱くようになり…。

「音のない世界」と「触れ合いで伝わる想い」を描く、繊細で温かいラブストーリーです。

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ゆびさきと恋々|12巻まで読んだ感想

ゆびさきと恋々12巻までの感想|漫画レビュー

純愛ものの漫画を探していて作者さんの他作品を読んだことがあったので読み始めました。

“恋々”という言葉が見慣れなかったので辞書でひいてみたのですが”異性に恋の感情を抱くこと”と記されています。

タイトルも詩的で、絵も綺麗。

登場人物たちのセリフは切なさや儚さもありつつも、終始温かい気持ちになれる表現で吸い込まれるように夢中になって読みました。

まだ連載中ですが、この時点でも今まで読んできた漫画の中でトップクラスに胸を打たれた作品と感じています。

登場人物はそれぞれ温かみがあるキャラクターですが、雪は耳が聞こえないということを初めて知った時の受け取り方が人物によって違いがあったり現実的に表現されていました。

雪の柔らかさや純粋さ、愛くるしさ、穏やかで繊細ながらも芯のある言葉づかいや考え方に感動する場面も多く思わず涙が出たり。

逸臣は飄々とした印象だったところもありましたが、少しずつ明かされていく彼の過去と彼の夢への思いやきっかけなど、恋愛以外にも考えさせられるテーマが含まれていました。

「好き」というだけではなくて「愛」という心の深いところの動きも強く感じられてきれい。

ときめく場面はもちろんのこと、じんわり温まる優しい表現も印象的で新鮮さもありました。

物語が進むにつれ繊細な内容も増えるので受け取り方もさまざまかと思いますが、私は何度も読み返したい作品です。

ちなみに既にもう一度読み返しているところなのですが、読み返してみるとまた新しい受け取り方ができる場面もありました。

例えば「ここは雪には伝わっていない情報だったんだ」とか。

あとは文章のない描写は特に、読み返してみて違う感覚で伝わってくる部分も。

次巻リリースまでしばらく時間がありそうなので、待ち遠しいです。

ゆびさきと恋々を読んだ感想|この作品のテーマ

ゆびさきと恋々12巻までの感想|漫画レビュー

この作品の舞台が大学ということと、テーマとして聴覚障がいや海外の文化も取り扱っているので専門用語や人が生きていく上で過ごしやすくなる仕組みなども取り込まれています。

専門的な知識も学べて視野が広がる作品でした

例えば雪が大学で講義を受ける時のパソコンテイク

私は大学を経験していないので知らなかったのですが、聴覚障がいのある生徒に周りで何が起きているのか、講義の内容についてなどパソコンで文字にしてくれるボランティアがあるそうです。

調べると同じ大学の生徒で、自分の講義がない空き時間にパソコンテイクをするようですね。

ゆびさきと恋々では「りんちゃん」がそうです。

あとは逸臣がバックパッカーをしていることなど、海外の文化が描かれている場面も多々あります。

ゆびさきと恋々を読んだ感想を踏まえて13巻以降を考える

ゆびさきと恋々12巻までの感想|漫画レビュー

12巻まで読んでみて、話の流れを見ると個人的には「これで物語の半分くらいかな?」という印象。

ただ作者さんのコメントで「”もう少し”お付き合いください」と書いてあったので今後の展開はどのくらいのペースで進むのか気になります!

逸臣の夢や雪の将来の話などを考えるとしばらく物語は続きそうにも思いますが、エンディングに近づいているのでしょうか。

幸せなエンドロールを読みたいけど、いつまでも2人の様子を眺めていたい気持ちです。

まとめ|ゆびさきと恋々を読んだ感想

今回はアニメ化もされた「ゆびさきと恋々」という漫画作品を読んだ感想をまとめました。

登場人物それぞれの気持ちの動きや表現方法がきれいで温かい。

何よりメインである雪と逸臣のやり取りでわかる二人の価値観や考え方や想いなど綴られる言葉がきめ細やかでじんわりと心に響きわたります。

気になった方はぜひ読んでみてくださいね。

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WRITTEN BY

Hikariのアバター Hikari クリエイター・ブロガー

東京都出身のNotionが大好きなアラサー女性|どうぶつが大好き(実家に犬と猫)|当ブログではダイエット美容を中心にオールマイティなジャンルで情報発信中|好きなゲームはThe Sims4|ストリートダンス|

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